こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)
さて、本日はついこないだ沢山の辛い症状を言って来た方の鍼灸での考え方とアプローチについて書いていこうと思います。
鍼灸院や鍼灸整骨院で勤務しているとたまにある経験ですが、それがとにかく沢山のお辛い症状を抱えて来院される場合ですね。
このような場合、例えば鍼灸整骨院だと時間に限りもありますので、一つひとつの症状に対応してアプローチをしていく事が、とても難しいって思い出があります。
しかし、鍼灸院では今のように時間をかけてゆっくりと施術していると、例え、どんだけ沢山の症状があろうと、最終的には考えていくポイントは一緒ですので、アプローチが可能だと言えます。
今回の方で言えば少し暴飲暴食をした事、日常生活における疲労、肩や背中の重怠さと、特にこの3点がお辛い症状だと言えます。
でっ、お腹をみてみるとこのような状態になっていました。
これは身体の疲れの際にこの緑の部分に張りや抵抗があります。
ここから脈の状態を確認すると、全体的に胃腸関連の所が気になるですよね。
胃腸って言うのは東洋医学では、身体の土台となる物や気を作る場所となっています。
その為、この土台となる部分がもし、弱っている場合、色んな症状が現れます。
今回で言えば、「食べ過ぎ」・「疲れ」・「重怠さ」とお腹と脈から特にこの土台となる脾の所が弱った為に、人のエネルギー源となる血や気が作られず、その結果、エネルギーが他の臓器に巡らなくなった為、色んなお辛い症状が身体へ現れた!と考えて施術しました。
ではここからこの崩れたバランスを整える為に、いつものように手と足のツボを利用して鍼やお灸をしていきます。
イメージとしてはこのような感じですね。
で、お灸の際にお腹のお灸をしていきます。
お腹をしっかりと温める事で胃腸関連が元気になります。
その為、今回、使用するのがへそ灸(塩灸)ですね。
イメージとしてはこのような感じになります。
これでしっかりと身体の芯から温めた後、うつ伏せで鍼をさして置いておく置鍼って方法をします。
イメージとしてはこのような感じになります。
置鍼後の使用するのが、棒灸です。
棒灸には疲れや筋肉的な硬さを緩める働きがあります。
イメージとしてはこのような感じですね。
棒灸の良いところは、このように首や肩がしんどい!って時に、このようにピンポイントで、気になる場所を温めて凝りや硬さを緩める事ができる点ですね。
これを約1時間ほどの施術後、来た時に比べて肩や背中の痛みや胃の痛みがマシになったって事で今回の施術は終了です。
このように鍼灸では沢山のお辛い症状でも、それがどのような原因で身体のバランスが崩れて、その結果、今回のような沢山のお辛い症状が現れているって考える訳ですね。
人の身体と言うのは、このように常に色んな臓腑が身体のバランスを整えて、人は元気に生きています。
しかし、今回のように脾の土台が崩れた場合、エネルギーが作られず、このバランスが崩れます。
崩れた場所からそこに流れが滞ると、そこに熱や冷えが発生します。
その発生した熱や冷えが肩などにいくと、肩の症状や胃腸症状などに現れると考えれます。
この崩れたバランスを整えるのが、当院の鍼灸施術だと言えます。
ですので、当院ではどのような沢山のお辛い症状もこのように考えて、多角的にアプローチする事が可能だと言えます。
もし、日常生活で普段、肩や腰が慢性的に辛いや胃腸関連で気になる方は、このような鍼灸へのアプローチも良いと思いますので、一度、鍼灸を体験してみてはいかがでしょうか?
また、中々、鍼灸に興味はあるけど、施術までって方は、日曜日や祝日に開催されるお灸の体験教室はいかがでしょうか?
これからの寒さに備えて今のうちから身体のケアをしておくと、この冬を楽に過ごせると思います✨
では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨
また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)
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