「日常的な疲れと食べ過ぎに胃の不調、背中や肩の重さ等の沢山の症状への考え方とアプローチ」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日はついこないだ沢山の辛い症状を言って来た方の鍼灸での考え方とアプローチについて書いていこうと思います。

鍼灸院や鍼灸整骨院で勤務しているとたまにある経験ですが、それがとにかく沢山のお辛い症状を抱えて来院される場合ですね。

このような場合、例えば鍼灸整骨院だと時間に限りもありますので、一つひとつの症状に対応してアプローチをしていく事が、とても難しいって思い出があります。

しかし、鍼灸院では今のように時間をかけてゆっくりと施術していると、例え、どんだけ沢山の症状があろうと、最終的には考えていくポイントは一緒ですので、アプローチが可能だと言えます。

今回の方で言えば少し暴飲暴食をした事、日常生活における疲労、肩や背中の重怠さと、特にこの3点がお辛い症状だと言えます。

でっ、お腹をみてみるとこのような状態になっていました。

これは身体の疲れの際にこの緑の部分に張りや抵抗があります。

ここから脈の状態を確認すると、全体的に胃腸関連の所が気になるですよね。

胃腸って言うのは東洋医学では、身体の土台となる物や気を作る場所となっています。

その為、この土台となる部分がもし、弱っている場合、色んな症状が現れます。

今回で言えば、「食べ過ぎ」・「疲れ」・「重怠さ」とお腹と脈から特にこの土台となる脾の所が弱った為に、人のエネルギー源となる血や気が作られず、その結果、エネルギーが他の臓器に巡らなくなった為、色んなお辛い症状が身体へ現れた!と考えて施術しました。

ではここからこの崩れたバランスを整える為に、いつものように手と足のツボを利用して鍼やお灸をしていきます。

イメージとしてはこのような感じですね。

で、お灸の際にお腹のお灸をしていきます。

お腹をしっかりと温める事で胃腸関連が元気になります。

その為、今回、使用するのがへそ灸(塩灸)ですね。

イメージとしてはこのような感じになります。

これでしっかりと身体の芯から温めた後、うつ伏せで鍼をさして置いておく置鍼って方法をします。

イメージとしてはこのような感じになります。

置鍼後の使用するのが、棒灸です。

棒灸には疲れや筋肉的な硬さを緩める働きがあります。

イメージとしてはこのような感じですね。

棒灸の良いところは、このように首や肩がしんどい!って時に、このようにピンポイントで、気になる場所を温めて凝りや硬さを緩める事ができる点ですね。

これを約1時間ほどの施術後、来た時に比べて肩や背中の痛みや胃の痛みがマシになったって事で今回の施術は終了です。

このように鍼灸では沢山のお辛い症状でも、それがどのような原因で身体のバランスが崩れて、その結果、今回のような沢山のお辛い症状が現れているって考える訳ですね。

人の身体と言うのは、このように常に色んな臓腑が身体のバランスを整えて、人は元気に生きています。

しかし、今回のように脾の土台が崩れた場合、エネルギーが作られず、このバランスが崩れます。

崩れた場所からそこに流れが滞ると、そこに熱や冷えが発生します。

その発生した熱や冷えが肩などにいくと、肩の症状や胃腸症状などに現れると考えれます。

この崩れたバランスを整えるのが、当院の鍼灸施術だと言えます。

ですので、当院ではどのような沢山のお辛い症状もこのように考えて、多角的にアプローチする事が可能だと言えます。

もし、日常生活で普段、肩や腰が慢性的に辛いや胃腸関連で気になる方は、このような鍼灸へのアプローチも良いと思いますので、一度、鍼灸を体験してみてはいかがでしょうか?

また、中々、鍼灸に興味はあるけど、施術までって方は、日曜日や祝日に開催されるお灸の体験教室はいかがでしょうか?

これからの寒さに備えて今のうちから身体のケアをしておくと、この冬を楽に過ごせると思います✨

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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「昨日は実技の研修がありましたので、その感想」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

昨日は阿波座の会場をお借りして、少人数で実技の練習をしてきました。

私がこの経絡治療学会の阪神部会に集まってみんなで何かするのは凄く久々な気がしますね。

でっ、私自信が徳島時代の大上勝行先生の弟子って事もあり、最初、みんなの前でデモンストレーションをする事になりました。

今回の方の主な辛い症状は疲れと痰が少し喉で引っかかりやすい事と鼻水です。

こう言った方の場合、まず、身体の何が原因でこの症状が出ているのか?を考えます。

脈は全体的に沈んでまして、ただ、触るとわかるのでまず、この時点で疲れに関連した脈だと思いました。

また、お腹もお臍の横から下にかけてが、とても張っていて抵抗がありましたので、身体を潤う水が何らの理由、今回で言えばこの疲労で失われた結果、身体全体の潤いがなくなり、その結果、熱が発生して、その熱が上半身の症状へと現れたと考えてみました。

東洋医学では水は潤すや固める、冷やすなどの作用があります。

つまり、水の力が弱くなると、今回のように熱が発生してその熱が鼻に行けば鼻水だったり、喉に行けば痰などの症状が現れます。

ですので、まずはこの水を補う施術をしてみました。

いつものように手と足に鍼とお灸でこの水を補います。

これで身体全体の根本的なバランスを整えて、根本から良くする訳ですね✨

続いて、うつ伏せになって頂き、背中や肩、腰などの気になる所に鍼を刺して置いておく置鍼ってやり方をします。

今回、書き忘れましたが、腰痛があるって事で腰回りに少し多めに鍼を刺しておきました。

置鍼後、身体全体が満遍なく緩みますので、後はいつものように鍼とお灸で微調整して終了になります。

割と文字で書くとあっさりと感じますが、これで大体、大人1人約1時間ぐらいの施術になります。

割と人前で施術するって事が久しぶりって事もあり、緊張しました(笑)

実技練習が終了した後は、色々と既に開業してずっとしてきている先輩方に、色んなアドバイスを頂きました。

その中の鍼灸仲間である先生の鍼灸院にお邪魔させて頂く機会があり、見てきました!

ここの先生は不妊治療を専門にしているとても優秀な先生です。

私自身も今後、もっと知識と技術を高めて不妊や妊婦さんの力になれればと考えてましたので、とても勉強になりました。

中はこんな感じでとても綺麗な鍼灸院です。

勉強会自体が朝の10時からスタートした訳ですが、気がつけば帰ってきたのが夕方の5時でした!

何だかあっという間でしたが、それほど充実した1日だったと言えます。

また来月もありますので、また日々、勉強しながら精進していこうと思います。

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「右踵の痛みとストレスに対する鍼灸施術」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日は昨日、妻が前々から荷重がかかった時や精神的に不安定だったり肩凝りなどなどがあり、鍼灸をして欲しいって事で、色々とみるといつもと違ったので、それを書いていこうと思います。

普段、妻がしんどくなるのは頭がモヤモヤするや考え方が上手く纏まらないや身体全体のしんどさがよく言う症状でした。

後はここでもたまに書いている生理痛や生理前の辛い症状ですね。

今回は精神的にここ最近、仕事の関係でバタバタしていた事もあり、いつもと違う症状を訴えていました。

でっ、お腹をみるとお腹もいつもと違うかったんですよね。

お腹はこんな感じになります。

普段はこの赤い部分に触ると硬い抵抗だったり張りがあります。

大体の場合、こちらに反応がある場合は、身体の何処かで「血」などの巡りが悪くなり、その結果、血が滞って固まった際にこの辺りに反応が出る事があります。

しかし、今回の場合はこの緑の部分に硬い感じや張りがありました。

これはよく、日頃、ストレスなどで色々と溜め込んだりした人がこの辺りに反応が出る場所だと考えれます。

よく、師匠が言っていた事ですが、時代劇などで癇癪が!って言葉は聞いた事はないでしょうか?

言いたい事があっても仕事だと言えない場面ってのは生きていれば誰しも経験があると思います。

妻もここ最近、色々と溜め込む事があり、それで身体の不調を訴える事があったのも知ってますので、それが今回のような症状へと繋がったと考えれます。

何かを考えるや動くなどに常に使用されるのが「血」です。

色々と言いたい事があっても言えずに溜め込むと、それだけで色んな事を考える訳ですから、当然、「血」を沢山消耗します。

今回はその血をまずは補うような鍼灸をして、そこから踵の痛みを緩和さすように鍼灸施術をしていきました。

まずはいつものように手と足のツボを利用して鍼とお灸をしていきます。

これで身体全体のバランスを整える事で、先程の緑の部分の硬さや張りが緩和されます。

身体全体のバランスがとれた後は、うつ伏せで鍼をしたまま置いておく「置鍼」ってやり方をしていきます。

その際に首回りや頭のてっぺんに鍼をしていきます。

イメージとしてはこんな感じになります。

頭のてっぺんに今回使用した鍼がこちらになります。

見て頂いたらわかると思いますが、非常に細いです。

こっちは普段、私が身体全体のバランスを整える際に使用する鍼ですが、この赤枠部分と青枠の部分の太さと長さで、鍼の刺激の強さが変化します。

例えば、病が非常に深くて、ちょっとやそっとじゃ効かないだろうなぁって人には太めの鍼や場所によっては長めの鍼を使用しますし、今回の妻のように非常に敏感だとこれよりもっと細い鍼を使用します。

当院では色々と鍼灸の施術後の反応を見ながら、この鍼やお灸の刺激量を調整して、少しずつお身体にあった施術をしていくスタイルになります。

置鍼後は今回は肩凝りや軽い背中の張りがありましたので、センネン灸で身体全体を緩めて見ました。

これがこちらの奥のしましま模様のお灸ですね。

手前にあるオレンジの筒状のお灸はツボ灸ってうちでは読んでいます。

お灸って実は色んなタイプがあるですよね。

うちで言えば一言にお灸だけでもこんなにも沢山の種類があります。

ちなみにここに箱灸と棒灸は入れてませんので、お灸が色々とあるってのはわかって頂けるかな?って思います。

話を戻しますが、今回のセンネン灸はアロマの香りがするお灸です。

お灸に火をつけるとほんのりアロマの良い香りがするのが特徴的です。

良い匂いや音楽などって誰しも嗅いだり聴くと、心がリラックスしませんか?

鍼灸施術自体は元々、精神的な症状には強いですが、これに良い匂いやリラックスできる音楽をプラスアルファする事で、よりリラックスして頂くのが目的です。

ですので、今回はこのアロマのお灸を使用した訳ですね。

でっ、一通りの施術が終わった後、最後にまだ踵だけが体重がかかると痛いって事で、先程のオレンジのツボ灸を最後に、右足の気になる箇所にこのツボ灸をして筋肉を緩めて症状が改善したので、本日の鍼灸施術は終了しました。

以前、何処かのブログでも書きましたが、ストレスって小まめに自分で発散しているつもりでもそれを全部発散させるってのは、難しいと思います。

特に今はコロナもありますので、普段以上にストレスが無意識に溜まると思います。

割とストレスを知らず知らずのうちに溜め込んだ結果、それが身体の不調へと現れるって事はあります。

それが軽度なら良いですが、酷くなると胃腸症状だったり鬱だったりと病が酷くなればなるほど色んな不調が出てくると考えれます。

そうならない為には日頃のケアが大事だと思います。

当院では一人ひとりに合わせた施術メニューがあります。

これからの寒い冬に備えて元気な身体作りを当院でしてみてはいかがでしょうか?

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「突然の痛み〜肩が上がらない!〜に対しての考え方とアプローチ」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日は季節の変化に多い、突然の痛みで、少し前に来た肩が上がらないって方への考え方とそのアプローチに関して書いていこうと思います。

今回の方は日頃、仕事で同じ姿勢で作業をする事が多く、初めて来院された時は、腕が全く上がらないような状態でした。

実際、ベッドに座って腕を上げてもらおうとすると、ほぼ、どの動作でも腕が上がらないような状態でした。

また、いつも当院ではベッドに上向きで寝て頂いた際に脈を見るのですが、脈を見るために腕を少しでも動かすと、それだけで激痛が走り、全然、脈が見れない状態でした。

このような時は、片方ずつ脈をみて判断するのですが、とにかくこの痛みが出てから夜も寝れてないって事で、身体も全体的に疲れている為、脈も普段よりわかりにくい状態です。

でっ、お腹はお臍の左右が全体的に張ってて硬いような感じでした。

これは疲れている時にこの様なお腹になると考えれます。

まず、この様な急な痛みで尚且つ、肩の場合に考えれるのが、ギックリ腰や寝違いのような急性なものか?それとも五十肩や四十肩の様なものか?です。

前者の場合は、季節の変化ですので大いにありえると考えれます。

また後者の場合は、夜に痛みが増すようなら後者の可能性もあります。

このどちらにも言えるのが、「炎症」によって痛みが出ているって事ですね。

正直、この初診の段階では、私も痛みの性質からどっちらが原因か?が判断が難しかったです。

ただ、身体の元気が夜も寝れずない事・日頃、肩凝りがないって事・炎症による事

この3点から、まずは身体の元気をつけて回復力をつけて、肩の張りや凝りを緩めて、炎症をとる鍼灸施術をしました。

どんな病or症状にも言える事ですが、基本的に人には生まれ持っての自然治癒力があります。

これは年齢共に当然、衰えてはいきますが、鍼灸で身体の芯から元気にする事でその底上げの手助けができるのが鍼灸施術だと言えます。

ですので、まずは日頃の身体全体の疲れを元気にする事で、今回の痛みの改善に繋がると考えた訳です。

でっ、この元気にするのに使用するのが、いつもの手と足にする鍼とお灸です。

イメージとしてはこんな感じですね。

これで身体の芯から元気にした後、お灸で炎症をとっていきます。

炎症の際には痛む部位が明確な場合とぼやけている場合があります。

今回は割とぼやけていますが、まだ、この辺りって言うのがありましたので、それを踏まえてお灸をしました。

イメージとしてはこんな感じです。

少し見えにくかもですが、腕に白い紙を置いて、同じ場所にお灸を何回もしていきます。

アップでするとこんな感じになります。

これを今回で言えば約70回ぐらいお灸をすると、お灸をしている側、今回で言えば右腕全体が温かくなってきます。

これが現れると、お灸の効果がよく出てきた!っと考えれます。

でっ、これが終わった後は、肩や背中、腰などをしっかりと緩めていきます。

肩凝りがないって事ですが、よくこういった自覚症状がない人ほど、身体に負荷を溜めすぎて、それがふとした拍子に突然の痛みとして現れるって事はあります。

実際に背中や肩、腰を触っても全体的に張ってて硬いような感じでした。

ですので、これを緩めていきます。

その際に用いるのが、鍼を刺したまま置いておく「置鍼」ってやり方です。

イメージとしてはこんな感じです。

背中や肩などには色な臓腑に繋がるツボがあります。

そこに鍼を刺すことで、ツボの所からじんわりと筋肉が緩みます。

この置鍼の後に用いるのが、筋肉の張りや炎症をとるお灸ですので、こちらを使用します。

これを終わって最後に、微調整の鍼灸施術後、来た時よりは痛みも軽減して肩も動かせる様になりました。

その後、次の日は痛みがだいぶ増したって事ですが、その後、スッと痛みが引いたとの事です。

鍼灸施術をする上で、たまにその場は良くても次の日にしんどくなるって事があります。

これは二つの事が考えれます。

まず一つ目は、鍼灸の刺激量が純粋に強過ぎたために起きた可能性。

もう一つが、筋肉が緩んでいく過程で、今まで固まっていた状態になれた身体が、突然緩んだ事によりびっくりした可能性です。

前者のパターンで痛みが出た場合は、当然、刺激量の問題ですので、次回の際に刺激量を調整する事により、良い方向に持っていけると考えれます。

後者は緩む過程での痛みですので、筋肉がちゃんと緩んでしまえば、後は楽になると考えれます。

今回は後者のパターンで痛みがマシになっていたと言ってました。

まだ、違和感がありますが、これも鍼灸施術を続けていくうちに徐々に良い方向に向いてくると考えれます。

さて、今回のように突然、痛みが現れるって事はこの季節の変化によくある事だと考えれます。

この様な場合でも鍼灸ではこの様に考えてアプローチをする事が可能です。

当然、この様な状態にならない為にも、日頃のケアも大事だと言えます。

緊急事態宣言もようやく解除されて、外の街並みも活気が出てきたと思います。

我が家も夫婦でこないだ、用事で樟葉モールに行ってきましたが、とても人が多くて賑やかでしたね!

これはその時に携帯でパシャリと撮った風景です✨

色々とお出かけもしてこれからの冬の寒さも踏まえて、今後、日頃の疲れが突然、出てくることも考えれます。

そうならない為にも、日頃のケアを当院でしてみてはいかがでしょうか?

ちょっとしたガス抜きをするだけでも日々の生活が豊かになると思います⭐️

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「日常的な疲れと左小指よりの腱鞘炎への鍼灸のアプローチ」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

昨日は丁度、選挙の日でしたが、皆様は行かれましたでしょうか?

私達夫婦も昨日はこっちに引っ越しして来ての初めての選挙でした。

選挙の場所が変わるとまずはそこを探す所から始めますので、方向音痴な私達夫婦は案の定、少し迷いながら選挙会場に辿り着きました(笑)

さて、本日はこないだ来た日々の生活による疲れと料理による左の腱鞘炎のような症状への鍼灸施術の考え方とアプローチを書いていこうと思います。

まず、「疲れ」の際にこの疲れがどのような原因か?を考えていきます。

一言に疲れって言っても色々とあると思います。

例えば精神的なものなのか?または肉体的なものか?日々の蓄積されたものなのか?などなどです。

特に今はコロナ環境もあり、色んな要因で疲れている方が多いと感じますね。

今回は脈などから肉体的な疲れからくる脈でしたので、まずは身体の芯を元気にする鍼とお灸をしていきます。

その後に使い痛みによる左の小指寄りの腱鞘炎のアプローチもしていきます。

基本的に肉体的な疲れの場合に大事なるのが「血」によるものか、根本的な元気によるものか?になります。

前者はよく動く人や考える人が多いです。後者は根本的に元の元気が弱っている人ですね。

今回で言えば、身体を動かすエネルギーとなる「血」の不足の結果、身体を巡らすエネルギーがなくなり、疲れへと現れたと考えます。

ですので、鍼灸施術ではこの「血」を補いつつ、巡りをよくするように鍼とお灸をしていきます。

まずはいつものように手と足に鍼とお灸をします。

イメージとしてはこのようになります。

この手と足にお灸をしながら、身体の元気を集める為にお腹に箱灸をしていきます。

イメージとしてはこんな感じです。

こちらは箱灸の中に塩を入れて燃やす、「塩灸(へそ灸)」と呼ばれるやり方になります。

中身はこんな感じになっています。

人の身体のお臍には身体の元気が集まりやすいと言います。

その為、お腹をこのように温める事で身体を元気にする働きがあります。

次に今回の使い痛みによる左小指よりの腱鞘炎へのアプローチ。

こちらは小指に繋がる経絡を使用して痛みの緩和をしていきます。

その際に使用するのが、先程の手と足に使用しているお灸です。

本来、手と足にお灸をするのは同じ場所に5回ほどお灸をします。

これを1回なら1壮、2回なら2壮って言うのですが、腱鞘炎のような炎症が絡む場合は多壮と言って沢山、同じ場所にお灸をする事でこの炎症を鎮める事ができます。

今回で言えば大体30壮ぐらいしました。

そうするとこの段階で割と腱鞘炎も緩和していきます。

その後、うつ伏せで肩や腰などをしっかりと緩めていきます。

基本的に腱鞘炎やそのほかの腕や肘などの大元の原因も肩や背中、腰などの筋肉の硬さや張りが原因になります。

ですので、この辺りもしっかりと緩める必要があります。

その際に使用するのが、「置鍼」です。

イメージとしてはこんな感じですね。

置鍼をした後は、残っている肩や背中、腰などの硬い所や張っている部分にお灸をします。

今回は疲労があるって事で「棒灸」を使用しました。

棒灸にはツボを直接、温熱刺激で温める事で血液の循環を良くして巡りをよくする為、疲労に関する事や筋肉を緩めたりする事ができます。

イメージとしてはこの様になります。

これらを約1時間ぐらいかけてしっかりと身体全身を整える事で、施術を終わる頃にはスッキリした!って事で、今回はこれで様子見して頂いて帰って頂きました。

当院ではお話や脈、お腹などの状態から、その人自身が何が原因でこのような症状が現れているのか?を考えて施術します。

今のようなコロナの絡んだ疲れと言うのは、日頃の仕事や家事などの日常生活の疲れとはまた違う独特の疲れがあると思います。

この様な疲労は、ただ、筋肉をマッサージなどで緩めたとしてもすぐに元に戻ると思います。

その為、しっかりと身体の芯から元気にする施術が大事だと思います。

もし、そのような事で日頃、中々疲れが抜けない!って方は一度、当院でお見せして頂ければ幸いです✨

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「身体のケアをしてますか?」

こんにちは。かわい鍼灸院のゆうたろうです( ・∇・)

さて、突然ですが、皆様は日頃、身体のケアはしてますでしょうか?

割と近頃、来院される方々で多いのが「突然の痛み」です。

少し前でも急に五十肩や四十肩のように突然、肩が上がらなくて痛みが出たや、この季節の変わり目で体調がいつもより変って痛みや痺れが出てきたって方をちらほらお見かけします。

まずこれらの原因は何でしょうか?

まず考えれるのは季節の「変化」による影響ですね。

これは秋の養生のブログでも書かせて頂きましたが、これからの季節と言うのは冬にかけて温かい陽気というエネルギーを身体に溜め込む季節になってきます。

そのエネルギーを収めたり固めたりする際に必要なエネルギーが陰気になります。

つまり夏は発散と言う意味でも陽気が一番、旺盛でしたが、これからは逆に陰気が身体の中で増えてこの陽気を身体の内へと冬にむけて溜め込んでいく段階になります。

秋と言うのはこの陽気と陰気のバランスが丁度、真ん中になる段階だと言えます。

単純に考えるならこの夏に下手に身体を冷やすような無茶やをしなかったり身体のケアができていれば、秋は一番、季節的にも身体の状態が良いとも考えれるですよね。

ただ、それが崩れるのが夏の養生が悪かったり、日頃の身体のケアができているのか?で、この今の時期の身体への負担の有無が変わってくると思います。

でっ、冒頭のタイトルにも戻りますが、身体のケアはどうでしょうか?

今年や去年と言うのはこのコロナの影響もあり、私達の生活の「変化」は本当にガラッと変化したと思います。

この「変化」って誰しも経験あると思いますが、凄くしんどくないでしょうか?

例えば、引っ越しをした際や新しい職場に変わった時、学校のクラス替えををした時々など、このような「変化」が訪れると人はどんだけ気をつけていても疲れるものだと思います。

特に今回のコロナの「変化」で考えるのなら、まず精神的疲労は特に人は誰しも大なり小なりあると思います。

ここで書いている私もコロナによる疲労は大なり小なりありますからね。

まぁ私の事はほっておいて(笑)、東洋医学では心と身体は一緒と考えます。

つまり、心も身体も元気ではないと、どちらかのバランスが崩れただけで体調不良へと繋がると考えれる訳ですね。

では、このような「変化」に対応するにはどうすれば良いでしょうか?

その対策の一つが身体が常に元気である事です

例えば、何か良い事があって身体も元気だと、少しぐらい社会で嫌な事があっても大丈夫って経験はないでしょうか?

それと似たような感じで、身体がある程度元気だと心も耐性もあると考えれます。

逆に常に日頃、どこどこが痛いや違和感があるってなると、それだけで朝、起きた瞬間に気分が下に落ち込まないでしょうか?

これはどうしても避けて通れない道ではありますが、人は年齢共に必ず衰えます。

そこに関してはどうしようもない事実だと思います。

ただ、どんだけ年齢を重ねていたとしても、身体の芯を元気にして身体のケアをすればそのしんどさが、大なり小なり「変化」すると思います。

例えば、機械や物で考えてみましょう。

形あるものはいつか崩れると言いますが、それでも日頃、メンテナンスをして大事に大事に使用する事で、ずっと使用できる物ってないでしょうか?

多分、それは誰しも大事にしている物や機械があるなら、そう言った経験はあると思います。

これは人も同じ事が言えます。

人もちゃんと日頃、身体を定期的にメンテナンスorケアをする事で、日々の生活が「変化」します。

その為には当院なら身体の芯から元気にする鍼灸施術をオススメします。

鍼灸はちょっとって方は、整体でもアロママッサージでも揉みほぐしでも何でも良いですので、定期的に身体のケアをしてみましょう✨

それすらも忙しいって方は、自宅でお灸をしてみませんか?

お灸って実は誰でも簡単にできるですよ⭐️

丁度、当院では11月頃は祝日が多い事もあり、日曜日や祝日でお灸の体験教室を開催してみる事にしました。

日曜日は当院でもよく使用する箱灸や棒灸の体験教室に、最後、自宅できるお灸のやり方をご説明させて頂きます。

祝日に関しては当院での実際での施術をプチ体験しつつ、最後にお灸のやり方を説明させて頂きます。

このコロナで色んな疲れの気分転換にこういったイベントはどうでしょうか?

まだまだ緊急事態宣言が明けたと言え、気軽に何処でもお出掛けってのは難しいと思いますので、ちょっとした隙間時間に、こういったイベントで気分転換して頂ければ幸いです✨

体験教室のより詳しい詳細は、当院のホームページでご確認をお願いします。

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

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「腰や足に力が入らないって方への鍼灸への考え方とアプローチの仕方」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日は少し前に腰に力が入らないので、どうにかなりますか?って方を鍼灸施術した際の当院なりの考え方とそのアプローチに関して書いていこうと思います。

まず、このような症状の時に考えるのは他の病はあるorないのか?ですね。

例えば、ヘルニアや脊柱管狭窄症を抱えている方だと、当然、良くなるってよりは中の骨の問題もありますので、どちらかと言えば症状の緩和が主な目的になります。

また年齢による筋力の低下もここでは同じような事が考えれます。

ただ、これらのあるorなしに関わらずに言えるのは、鍼灸施術により身体を芯から元気にしてあげれば「変化」は起きますよ❗️ってお話はいつもさせて頂いています。

鍼灸と言うのは私の流派で考えるならば、基本的にはその人自身が持っている自然治癒力を高める施術になります。

例えば、転んで足を擦りむいて怪我をしたとしましょう。

最初に血が出てそれで出血→血が固まって続いてかさぶたができて、皮膚を元の状態に戻す→気がつけばかさぶたも取れて元の綺麗な肌に元通り✨っと言ったこの一連の流れも人が本来もつ自然治癒力からですね🌟

鍼灸も似たような考えで、その一人ひとりの何処か弱った部分を芯から元気にする事で、一度崩れた身体のバランスを元気にする事で、自然治癒力の手助けをします。

ですから、今回のような年齢的な物だろうが、ヘルニアなどの原因だろうと、とにかく身体をしっかりと芯から元気にして、身体全体をしっかりと緩める事で動作や力に「変化」は現れると考えます。

それを踏めた上で、このような症状の時に力を入れにくくする原因や動作が困難となるのが腰や臀部の張りや硬さだと考えます。

人の身体は色んな部分が繋がっています。

今回の足に力が入らないに関しても足の筋力なども大なり小なり関係あったり、他の病の原因も大なり小なりはあるとは当然考えれます。

しかし、足に繋がる太ももから股関節、腰などに硬さや張りがあると、それだけで下半身の動きや力が入りにくい原因になります。

また、冒頭に述べたそれを回復させる身体の元気がないと、いくらその場でマッサージなどで緩んでもすぐに元に戻るってパターンの原因はここにあると考えれます。

ですので、鍼灸ではまずは芯をしっかりと元気にする鍼灸施術の後にこの腰や臀部の硬さを緩める鍼灸施術をしていきます。

まずはいつのものように手と足に鍼とお灸をして身体のバランスを整えて、芯から元気にしていきます。

イメージとしてはこのようになります。

このお灸の際に身体の横を通っている経絡にもお灸をしていきます。

そこを緩める事で身体をしっかりとさす為のお灸です。

また、人によっては身体の元気が余りない場合は、お臍のした辺りに鍼やお灸もします。

その後、うつ伏せで鍼を置いておく「置鍼」をします。

イメージとしてはこのようになります。

置鍼後、腰や臀部に硬さがありますので、そこをしっかりと緩めていきます。

その際にお灸だったり鍼を用いてしっかりと緩めていきます。

この一連の流れが終わると、大体、来た時よりは身体全体が緩んでますので、力も入って動きやすくなっていると思います。

ただ、これでも症状が酷くて改善されない場合は、先程の「置鍼」を腰や臀部周りに再度、します。

置鍼をする事で、置鍼をしたツボを中心に筋肉がじんわりと緩みます。

大体ここまで約1時間ぐらいの施術ですが、来た時よりは力や動きやすさに変化が出ていると思います。

実際にこの流れでした方々も大体、来る前より身体の変化を実感して頂いています。

後はその人自身の病の程度によってすぐ戻ったりだとか、しばらく大丈夫だとかはあると思いますが、芯を元気にする事で、今後、急激にガタッと体調の変化を緩やかに緩和したりだとか日々しんどかったのが、少しマシになったりだとかにはなると思います✨

鍼灸は多角的に物事を見ることで色んな所からアプローチが可能です。

ですので、日頃、日常的に何か気になる事があれば一度、当院でケアして頂ければ幸いです✨

今月の11月号の当院のニュースレターのテーマや秋の養生のブログでも書きましたが、近頃、急性で痛みが出てしんどい!って方が多いような気がします。

丁度、季節の変わり目で体調を崩しやすいタイミングではありますが、急な症状の現れる原因も日頃のケアにあります。

ちょっとした些細な事も早めにケアをしてこれからの寒い冬を乗り切って頂ければと思います。

本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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「かわい鍼灸院の新しい取り組みに関してのご紹介」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日は少し前から当院の新しい取り組みがありますので、その内容に関して詳しく書いていこうと思います。

まず、「不妊治療や妊婦さんサポートコース」と言うのを作ってみました。

こちらは、前々から考えていた事なのですが、今は不妊治療や妊婦さんに対してまだまだ大変な社会だなと私は思う事があります。

特に不妊治療に関してはとてもお金がかかり大変だなと思いました。

そこでそういった方々に何か力になれることはないかな?と考えた結果、鍼灸と言うのはWHO(世界保健機関)の臨床試験でも認められる様に、不妊の方や妊婦さんにも力になれる分野だと言えます。

その為、当院でも妊娠するための身体作りとして、身体を根本から元気にする施術は可能の為、そういった方に何か力になれるコースがあっても良いのでは?と今回、このコースを作成してみました。

ただ、身体つくりにはそれなりのお時間がいります。その為には定期的に来て頂くって事にもなります。

そう考えると金銭的な負担もいる訳ですね。

そこで色々と考えた結果、初回は当院の善し悪しの判断して頂く為に正規の金額、5500円(税込み)で施術しますが、2回目以降は3500円(税込み)で施術する料金スタイルで、妊娠しやすい身体つくりの手助けを当院でさせて頂ければと、この様な形で考えてコースを作成してみました。

妊婦さんに至っては3000円(税込み)で施術させて頂きます。

この辺りのより詳しい詳細はホームページでご確認して頂ければと思いますが、もし、現在、不妊や妊娠中で苦しんでいる方がおられましたら、一度、当院で身体のケアの手助けをさせて頂ければと思います✨

続いて当院は日頃、自費で施術させて頂いてます。自費にする理由は今までも書いてきましたので、省略しますが、長期的に来て頂く方や初回の方の金銭的な負担を少しでも減らせればと、以下の取り組みを行なっています。

それがこちらになります。

①アプリの導入

②回数券の導入

の2点です。

ここに今回、新たに「ペア割り」の導入をしてみます。

よく鍼灸の修行時代でも親子だとかご夫婦などで一緒に来院される方がいました。

当院は基本的に今はマンツーマンで一人ひとりをゆっくりと施術するスタイルですが、たまに(特に初回)2人一緒に施術して欲しい!って声もあります。

そこで当院には折り畳みベッドがありますので、そちらを活用してご家族・友人・カップルで2人一緒に施術をご希望の方には、このペア割りを適応させて頂きます。

ですので、通常、大人1人5500円(税込み)✖️2で計11000円(税込み)の所を、ペア割りにより、計10000円(税込み)で施術させて頂きます。

またこのペア割に関しては回数券のご購入の際も適応させて頂きます。

通常、5回の回数券のお値段が26000円(税込み)ですが、お二人で一緒にご購入の際は、お一人25000(税込み)で購入して頂けます。

通常より2500円お得になります。

10回の回数券だとお値段が50000円(税込み)ですが、お二人で一緒にご購入の際は、お一人48000(税込み)で購入して頂けます。

通常より7000円お得になります。

少しでもこういったのを上手に使用して頂いて、日々の生活を元気に過ごせて頂ければ幸いです⭐️

11月は祝日がある事もあり、日曜日・水曜日・祝日とイベントを企画してみました。

まず、日曜日

7日・14日・21日・28日

場所は当院になります。

開催日時が

①15時〜16時

②16時半〜17時半

③18時〜19時

になります⭐️

こちらのイベントは私が日頃、施術で使用している箱灸と棒灸を体験するイベントになっております。

まず、箱灸はこのようにお腹と腰に置きます。

このようにお腹と腰をしっかりとじんわりと温める事で冷え性や夏で弱った胃腸症状、身体の怠さ、足のむくみに特に効果が期待できるお灸です♪

続いて棒灸はこのようにツボをしっかり刺激して鍼の変わりに筋肉を緩める働きがあります。

ツボをしっかり刺激して緩める事で筋肉痛や筋肉疲労、神経痛、血流の流れをよくするお灸です。

以上のお灸をメインに少しだけ体験していただけるイベントがこの日曜日にさせて頂きます。

また、自宅できる養生の仕方に関してもここで少しだけお話しさせて頂きますので、ご興味のある方はお気軽にご参加ください。

水曜日と祝日の開催日が3日・10日・17日・23日・24日となります。

開催場所は当院になります。

時間が

3日(水)・23日(火)の祝日が9時〜18時まででお好きな時間

10日・17日・24日(水)が午後2時〜6時まででお好きな時間

このような開催スケジュールになっています。

こちらのイベントでは日頃、当院がどんな施術をしているのか?を実際に体験して頂くためのイベントになります。

その為、主に東洋医学的なお話と実際に当院の施術を少しだけ体験して頂くためのイベントになります。

また、最後に自宅できるお灸の仕方とツボの取り方もお話しさせて頂きます。

以上のようなイベントを企画してみました。

当院をきっかけに少しでも鍼灸の魅力を知って頂く為に考えたイベントでもありますので、お気軽にどちらも参加して頂ければと思います。

本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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「腱鞘炎の際の考え方とアプローチの仕方」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、こないだ右手の腱鞘炎で来た方を当院ではどのように考えてアプローチしたのか?を書いていこうと思います。

まず、割と私自身、経験的なものもありますが、昔からこう言った急性の痛みや炎症が絡んだ症状は改善するのが得意だったります。

今回の方は昔から、痛い事や熱い事が苦手と言う事もあり、お灸をメインに施術をしました。

腱鞘炎の際は、まず、痛みが出ている炎症を当然、鎮める事も大事ですが、それに関連する肩や背中、腰なども必ず緩める事が大事になります。

腱鞘炎は基本的には手の使い過ぎによる炎症ですが、それを起こすまでの過程として肩や腰などの凝りも関係しています。

ですので、腱鞘炎だからと手だけ施術してもすぐに元に戻るのは大元の凝っている場所を施術していない為だと考えます。

当然、肩や腰の凝りも身体全体のバランスが崩れた結果、起きていると東洋医学的には考えますのでまずはそのバランスを整える事からしていきます。

ただ、今回の方は鍼が苦手だという事もあり、こちらの鍼を使用しました。

こちらは「ていしん」って呼ばれる子供に使用する刺さない鍼です。

東洋医学ではツボを大事にしていますので、ツボの刺激さえ上手にすれば刺さない鍼でも施術が可能だと言えます。

当院ではどうしても鍼が苦手だと言う方ようにお灸だけのコースを作りました。

またお灸だけだとアプローチがしにくい所をこの「ていしん」を使用してアプローチしていきます。

この「ていしん」で身体のバランスを整えた後に、お灸で炎症を鎮めるようにしていきます。

その際に使用するのがいつもご紹介しているお灸です。

イメージで言うとこんな感じですね。

このお灸では米粒ぐらいの大きさのお灸を普段なら1回1壮とすると、大体、5壮ほどお灸をするのですが、腱鞘炎の際はこれを何壮もしていきます。

今回で言えば確か50壮ぐらいですね。

これをする事で炎症を鎮める働きがあります。

これが終わった後は、うつ伏せで背中や肩、腰などの張っている部分にこちらのお灸をしていきます。

これを全部燃やす訳ではなくて、丁度いい所でとって汗をじんわりと出させる事で余計な熱を抜いて、身体を緩める働きがあります。

これをする事で肩や腰などが全体的に緩むので、残っている所を棒灸でじんわりと温めて緩めていきます。

イメージとしてはこんな感じです。

その後、先程の「ていしん」を利用して全体を微調整していきます。

これが終わった後に、大体はマシになっていますが、それでもまだ違和感が残っている方がいます。

今回もそのようなパターンでした。

その場合は、もう一度、痛みがどこから現れているのか?を確認して、それに関連する経絡を目的にアプローチしていきます。

基本的にツボとツボを結ぶのが経絡です。

つまり、仮にAのツボ付近が痛いからと直接、炎症が起きている場所にアプローチをすると返って痛みが再発します。

ですので、 A地点から繋がる経絡のBやC地点の経絡を利用して、このA地点を緩めるように考えます。

今回はその考えでまた再度、約50壮ほどお灸をすると痛みが改善され、その後、ほぼ痛みがなくなったと後からご報告を受けました。

このように腱鞘炎の際は考えてアプローチをします。

当院では鍼が苦手やお灸が苦手って方に対して、色んなアプローチができるように対応しています。

もし、このブログを機会に少しでも東洋医学に興味を持たれた方は、来月あるお灸の体験教室に参加してみてはいかがでしょうか?

ここでもまた紹介させて頂きますが、来月は祝日もありますので二つの体験教室を開催してみる事にしました。

良ければホームページでも早速気になった方は確認してみてくださいね✨

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます⭐️

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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「病の改善の仕方と体質の改善の仕方に関して」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日は最近、多い、辛い症状で来た方が鍼灸施術をした後やしばらくは良いけど、すぐに元に戻るって質問が多いですので、改めて病や体質の改善の仕方?に関して改めてここに書いていこうと思います。

まず、当院の鍼灸施術は、本来その人が持っている自然治癒力を高める施術って認識して頂くと分かりやすいと思います。

例えば、人は転んだりして何処かを怪我して血が出るとその傷をまず、血が固まって日数と共に皮膚の入れ替えと共にその怪我した場所がわかりにくくなるって言う経験は誰しもあると思います。

私がする鍼灸施術も考え方は似たような感じです。

例えば、肩や腰が痛いって場合、それがどの部分の根本的な所が弱ってバランスが崩れた結果、その病が今回出ているのか?を考える訳ですね。

鍼灸はその弱っている所を良くする事で、結果、その人自身が本来持ってる自然治癒力のお助けをするのが鍼灸施術だと言えます。

本来、病の程度が軽い場合は2〜3回の施術、もしくはものすごく軽度であれば1回で症状が改善するパターンもあります。

病の良くなるorならないはよく、綱引きの様だとうちの師匠も言ってました。

例えば病の悪い勢いが、マイナス10だとすると鍼灸をする事でそれをプラス10やもしくはそれ以上に持っていけるって事ですね。

ただ、ここで考えねばいけないのが、病の勢いが強い場合です。

例えば、長年ずっとその症状があったや長年、ずっと違和感あるまま生活していた人などの場合はそれだけ蓄積された分、病の勢い(マイナス)が強いって事が考えれます。

この場合、病の勢いがマイナス20や30だと考えると、もし鍼灸で10〜15ぐらいプラスに良くしたとしても、元のマイナスが20や30の方は、プラマイしても、残り10〜15は残る計算になります。

そこからまた次回に1週間後に来るって考えても、ここに日々の日常の仕事などによる疲れや気候の変動による身体の影響によって、この病の勢いが強いと、その日に良くても次の日に元に戻った!って言うような状態はここにあたる訳ですね。

ただ、ここ頭にとどめて置いて頂きたいのが、すぐに戻ったからって鍼灸が全く無意味か?って事ですね。

鍼灸って言うのは先程、書いたように自然治癒力のお助けをする技術です。

今回の鍼灸施術をする事で、大なり小なりはプラスに持っていけているはずなんですよね。

仮に余りに変化がないって場合はそれだけ病のマイナスへの引っ張りが強いって考えれます。

それなら、もう少し強めの刺激ややり方でアプローチをしてみようか?って考えれます。

鍼灸をする前まで、これまでずっとマイナスに引っ張られていたのが、少しでもプラスに傾くならそれは良い事ではないでしょうか?

後は、それをいかになるべくプラスに持っていくか?ですが、それにはこれまで積み重ねてきた分の期間は最低限いる場合があるですよね。

その最大の理由が年齢です。

人は生きている限りどうしても年齢だけは切ってもきれない関係です。

当然のことですが、10代や20代の時に怪我した際と60代や70代で怪我した際だと怪我の治り方は違うと思います。

当然、若ければ若いほど治りは早いのはこれは自然の流れだと言えますね。

ただ、治りが遅いやもう年齢の為に手遅れか?って事ですが、そこに関しては決してそんな事はありません。

鍼灸は冒頭でも書いたようにその人自身の自然治癒力を手助けする技術です。

確かに年齢的な物なので回復は遅くて日々、辛い症状が中々改善されない事は辛い事だと言えます。

ただ、どんな物でも大事に扱って定期的にメンテナンスをする事で長く使用できますよね?

これは人も同じような事が言えます。

人は生まれ持って寿命が決まっているって古典の書物でも書かれています。

例えば100歳までの人はちゃんと養生していれば100歳を全うして生きれるって考えですね。

でも、例え100歳まで生きれる人でも日々の養生で無茶をすればそれが80や70になる場合もあるとも古典でも書かれているですよね。

ですから、どんな物や人でもちゃんと日々の生活を気をつけてメンテナンスをする事で、日々の生活を元気に過ごせるって考えれる訳です。

どうしても私や治療家はパッとその症状が取り除けるなら、そうしたい!って思いは常々あります。

ただ、年齢的な事や病の程度がマイナスに強いと、中々そうもいかないのが現実です。

しかし、鍼灸施術して常に全く「変化」がないのであればそれは私自身の責任なのでそこは言って頂いても大丈夫です。

ただ、鍼灸施術をして少しでも「変化」がある場合は少し長い目でみて頂けると幸いです✨

「変化」があるって事は大なり小なりそれは鍼灸施術によりプラスに持っていける可能性があるって考えれます。

ですので、後はそのプラス方向になるべくどう持っていくか?って事になりますので、焦らず身体の「変化」を観察して頂ければと思います。

鍼灸を1ヶ月なり継続していると、日々の生活に大なり小なりこの「変化」を実感して頂けると思います。

1っヶ月前は毎日のように辛かったのが、2〜3日は楽だったとか、まだ一番辛い症状はあるけど以前より寝れる様になったっとか、まずは些細な事から「変化」していくと思います。

病でしんどいとそれをすぐに改善したいや治したい!気持ちは凄くわかりますが、どうしてもそれができない場合があるですよね。

ただ、鍼灸でケアする事でちゃんと見えない所で「変化」はありますので、そこは安心して頂いて大丈夫です。

例えば、鍼灸施術後に身体が少しでも変わったって事はそれだけ、まだその人自身に変われるだけの身体の「元気」があるって事は、決して悲観的になる理由にはなりませんからね✨

些細な変化を楽しみながら、日々の生活を楽しく過ごして頂ければと思います。

当院では時間をかけてゆっくりと施術する事でその手助けができると思いますので、何か気になる事があればそれを一緒に力合わせて改善していくように努めて参りますので、どうぞ宜しくお願いします⭐️

本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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