こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)
さて本日は昨日、私が所属する経絡治療学会徳島部会のリモートでの研修がありました。
本来はここ最近、ずっと書いてます「冬の時期に気をつける事」の続きを書く予定でしたが、昨日の今日で学んだ事をここで纏めることの方が私にとってもブログを読んで下さる方にとって良いのかな?と、本日は昨日の研修での内容について書いていこうと思います。
昨日は主に三つの講義を約3コマ受講しました。
その中で印象的なお話が、耳鳴りのお話です。
耳鳴りと言うのは、加齢によっても起こるものではありますが、時にはそうでない耳鳴りがありますよね。
東洋医学ではそのような耳鳴りにはアプローチが可能です。
ではどのような原因で起こるのか?
人のからだの中の水をコントロールしているのが、東洋医学では「腎」と考えます。
東洋医学では色んな事を陰と陽で分けて考えます。
腎でもその考えができます。
腎でいけばこの冷やす力が弱まった結果、腎で起きた熱が耳に波及した結果、起きたのが耳鳴りだと考えれます。
また、腎が弱ると水のコントロールが弱る訳ですね。
その為、身体全体の潤いもなくなると考えれます。
これが今回で言えば耳の中の水って事ですね。
潤いがなくなるって事は、それだけ巡りも悪いって事ですね。
そう考えると、音の振動も上手く伝わらない原因だと言えます。
音と言うのは水に小石を投げた際に、波紋のように広がるイメージを持ってみてください。
水がないと波紋もでないと思います。
ですから、鍼灸ではまずはこの冷やす力、水を潤す力を高める鍼灸施術が必要になってきます。
また、この耳に波及した熱を取り除く施術も大事です。
割と弟子時代の時にも耳鳴りがしんどいって方で、鍼灸院に来院されている方はいましたが、その時も特に触った訳でもないですのに、この様な方の頭や耳付近に手をかざすと、どことなく熱いって経験があります。
また今回のような方の中の原因の中に、巡りが悪い為に、それが血の塊、東洋医学な言葉で言うと「瘀血」ができた結果、耳鳴りとして現れる方もいます。
この様な方の場合、先にこの塊を取り除いてから、弱っている力を高めるって言う施術が必要になってきます。
個人的な経験としては、割とこの様なタイプの方は耳鳴りも当然お辛い訳ですが、それ以外にも物凄く肩が凝っているパターンの方が多い様な気がします。
これまでも肩凝りのブログでも書いてきたかもしれませんが、肩こりって割と誰でもある症状ですが、それを溜め込んで放置したりそれが何かの拍子でひどくなると余計に悪化するパターンがあります。
例えば肩凝りが悪化して、突然、肩が上がらなくなったや今回の様な耳鳴りになった!ってパターンも当然ある訳ですね。
また、これがさらに進むと身体自体の元気がなくなった状態となり、全体的に冷えが中心となって余計に酷い症状へと進む事もあります。
ある程度、人には元からある自然治癒力で何とか身体の元気を保っている事ができる訳ですが、その保っている状態で、より頑張りすぎると、身体の元気そのものが不足して、身体全体の力がなくなります。
極端な例でいけば、「明日のジョー」のような状態ですね。もしくは火事場のばか力的なことを出し尽くした後の状態ですね。
そのような方はとても鍼やお灸の刺激に敏感になっていますので、鍼灸の施術もより繊細な施術が大事になってきます。
私達がする鍼灸施術と言うのは、お腹や脈などから一人ひとりのお身体の状態を把握して施術する技術です。
特に冒頭のような熱が原因での耳鳴りは、病院だと原因がハッキリしないことが、多いと考えれます。
昨日のツボの講義でもお話をしてましたが、割とこのような形で熱が旺盛な方は、背中を触るとそこだけ熱いって事があります。
それを鍼の太さや細さ、また鍼の入れる角度などなどを、調整してその熱をいかに取るかが重要になってきます。
昨日のお話でいけば、鍼を水平に入れる方法ですね。
割とこれが上手くいけば、例えば、風邪によってある程度ほとんどの症状が薬で楽になったのに、微熱だけ残っているや鼻水や咳だけ残っているって症状にも対応が可能だと言えます。
昨日のお話でいけば、この様なタイプの方はその熱が旺盛な場所にうぶ毛が多いそうです。
私も何かの機会でこのような方を施術する機会があれば注意して観察してみようと思います。
最後にこの様な熱が今回は耳鳴りでお話しましたが、それが頭にいけば当然、頭痛などの原因にもなりますし、肩凝りの原因にもなります。
この様な状態にもならない為にも、日頃から身体の疲れなど溜め過ぎない事や、これ以上の症状の進行を防ぐ意味でも、早めの身体のケアが大事だと言えると思います。
割と鍼灸って聞くと特別なことの様な場所にも思うかも知れませんが、実はそんな事はないです。
慢性的な肩凝りやちょっとした身体の疲れなどに、気軽にご利用して頂いても大丈夫な場所です。
年末年始の慌ただしさやこの冬の急激な寒さで体調を崩されれている方が、チラホラと近頃います。
このブログをたまたまの縁で読まれた方や最近肩凝りでしんどい方などは、これを機会に一度、じっくりと身体のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?
当院では肩凝りや筋肉に関連した症状にはこちらの棒灸をオススメします。
こちらの棒灸は、凝りなどの反応のあるツボにピンポンとで温める事で、じんわりと筋肉を緩める働きがあります。
この冬の寒い時時期だからこそ特に良いお灸だと思います✨
当院ではこの棒灸だけを使用したお灸コースもありますので、良ければまずはそちらからでも体験してみてくださいね⭐️
では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨
また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)
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