こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)
さて、こないだ右手の腱鞘炎で来た方を当院ではどのように考えてアプローチしたのか?を書いていこうと思います。
まず、割と私自身、経験的なものもありますが、昔からこう言った急性の痛みや炎症が絡んだ症状は改善するのが得意だったります。
今回の方は昔から、痛い事や熱い事が苦手と言う事もあり、お灸をメインに施術をしました。
腱鞘炎の際は、まず、痛みが出ている炎症を当然、鎮める事も大事ですが、それに関連する肩や背中、腰なども必ず緩める事が大事になります。
腱鞘炎は基本的には手の使い過ぎによる炎症ですが、それを起こすまでの過程として肩や腰などの凝りも関係しています。
ですので、腱鞘炎だからと手だけ施術してもすぐに元に戻るのは大元の凝っている場所を施術していない為だと考えます。
当然、肩や腰の凝りも身体全体のバランスが崩れた結果、起きていると東洋医学的には考えますのでまずはそのバランスを整える事からしていきます。
ただ、今回の方は鍼が苦手だという事もあり、こちらの鍼を使用しました。
こちらは「ていしん」って呼ばれる子供に使用する刺さない鍼です。
東洋医学ではツボを大事にしていますので、ツボの刺激さえ上手にすれば刺さない鍼でも施術が可能だと言えます。
当院ではどうしても鍼が苦手だと言う方ようにお灸だけのコースを作りました。
またお灸だけだとアプローチがしにくい所をこの「ていしん」を使用してアプローチしていきます。
この「ていしん」で身体のバランスを整えた後に、お灸で炎症を鎮めるようにしていきます。
その際に使用するのがいつもご紹介しているお灸です。
イメージで言うとこんな感じですね。
このお灸では米粒ぐらいの大きさのお灸を普段なら1回1壮とすると、大体、5壮ほどお灸をするのですが、腱鞘炎の際はこれを何壮もしていきます。
今回で言えば確か50壮ぐらいですね。
これをする事で炎症を鎮める働きがあります。
これが終わった後は、うつ伏せで背中や肩、腰などの張っている部分にこちらのお灸をしていきます。
これを全部燃やす訳ではなくて、丁度いい所でとって汗をじんわりと出させる事で余計な熱を抜いて、身体を緩める働きがあります。
これをする事で肩や腰などが全体的に緩むので、残っている所を棒灸でじんわりと温めて緩めていきます。
イメージとしてはこんな感じです。
その後、先程の「ていしん」を利用して全体を微調整していきます。
これが終わった後に、大体はマシになっていますが、それでもまだ違和感が残っている方がいます。
今回もそのようなパターンでした。
その場合は、もう一度、痛みがどこから現れているのか?を確認して、それに関連する経絡を目的にアプローチしていきます。
基本的にツボとツボを結ぶのが経絡です。
つまり、仮にAのツボ付近が痛いからと直接、炎症が起きている場所にアプローチをすると返って痛みが再発します。
ですので、 A地点から繋がる経絡のBやC地点の経絡を利用して、このA地点を緩めるように考えます。
今回はその考えでまた再度、約50壮ほどお灸をすると痛みが改善され、その後、ほぼ痛みがなくなったと後からご報告を受けました。
このように腱鞘炎の際は考えてアプローチをします。
当院では鍼が苦手やお灸が苦手って方に対して、色んなアプローチができるように対応しています。
もし、このブログを機会に少しでも東洋医学に興味を持たれた方は、来月あるお灸の体験教室に参加してみてはいかがでしょうか?
ここでもまた紹介させて頂きますが、来月は祝日もありますので二つの体験教室を開催してみる事にしました。
良ければホームページでも早速気になった方は確認してみてくださいね✨
では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます⭐️
また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)
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