こんにちは。寝屋川かわい鍼灸整骨院のゆうたろうです。
当院のことをよく知らない方は、こちらの動画を参考にしてみてください。
さて、当院では鍼灸の修行時代や鍼灸整骨院の開業からの臨床経験を踏まえると、気がつけば約10年もの臨床経験があります。
その中で、よくこの病気は治りますか?ってご質問をよく受けます。
今回は個人的に病気が治らない人と治る人の差を私的な見解も踏まえてお話をしてみようと思います。
まず、結論から述べますと、鍼灸の施術において言うなれば、結論は「根気よく継続的な施術」をする人が大きな治るための要因な気がします。
まず、西洋医学や東洋医学の違いがわからない方のために、簡単なイメージを述べるなら
①西洋医学:病気の原因に対してピンポイントでアプローチをする
②東洋医学:カラダ全体の状態を把握して、それに対してカラダ全体を整えていくアプローチ
以上のイメージを持って頂けたらと良いと思います。
ここで一番、言いたいのは、西洋医学というのは、例えば、お腹が痛いなら、「胃」などに原因があれば、それに対しての「お薬」を処方して、病を治していきます。
これで治らなければ、検査などを再度して、より明確な原因を突き詰めて、そこに対してアプローチをしていくのが、西洋医学の基本的な考え方です。
逆に東洋医学では、胃だけなく、胃以外の原因もないのかな?とこれまでの生活から現在の状態も踏まえて、お話やお腹、脈などの全ての情報をもとに、カラダ全体の状態を把握して、カラダ全体を整えていく考え方になります。
そのため、鍼灸はお薬と違い、すぐに効くというよりは、徐々に変わっていくことが多いです。
ただ、この辺りの鍼灸の効き方は個人差(年齢や病の程度など)も左右されますので、人によってはすぐはりやお灸が効くのはそのためだと個人的には思います。
これまでの臨床経験から言えるのは、慢性的な病は、慢性の期間が長いほど、症状の改善にもやはり時間がかかると個人的には思います。
では、冒頭の話題に戻りますが、仮に慢性の症状で、数年も悩んでいた病が、1回や2回の治療で改善する方は、基本的にお薬で既にどうにかなると思います。
このどうにかならない方にこそ鍼灸はアプローチができるわけですが、やはり効果がでるのはそれなりの期間が必要になるため、そのためにはコツコツと継続的な施術が必要にはなってきます。
継続的に来て頂くモチベーションって大変だとは思いますが、当院でも諦めずに継続的に半年や1年など来て頂いている方ほど、徐々にカラダが楽になりましたってご意見を頂きます。
少し前に、小児はりの夜泣きで、ほぼ毎日、来てくださる親御さんがいました。
この親御さんは、最初のうちは全く小児はりの変化を実感してなかったのですが、毎回、私も試行錯誤しながら、施術をしていくうちに、徐々に夜泣きがマシになり、気がつけば徐々に来るペースをあけながらも症状が落ち着き、今では元気に過ごしています。
正直、どんな病気も治せるとは言いませんが、鍼灸というのはやはりこういった経験から、地道に諦めずに来る方ほど、施術の効果がでるなぁと実感した出来事です。
もし、現在、ずっと病気が治らないでしんどい方、薬でどうにも改善しない方は、一度、騙されたと思って、半年、もしくは3ヶ月でも、定期的に鍼灸を受けて頂けると幸いです。
私自身も日々、研修などを通じて、研究していますので、一緒に病気の改善の手助けをできたらと思いますが、一人で病気は治すのではなく、二人三脚で一緒にするのが、鍼灸の治療だと個人的には思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
ではまた次回のブログでお会いしましょう( ・∇・)
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